ドイツ滞在の備忘録 [FAU @Erlangen]
お久しぶりです。量子チームD2 中沼です。
今回は、今年1月―3月のドイツ滞在について書きたいと思います。
滞在先は、ドイツ南部ErlangenにあるFriedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg (通称FAU)です。
FAUのChair of
Applied PhysicsにVisiting Scientistとして三カ月間研究してきました。
この研究室は小林先生がポスドク時代に在籍されており、SiC研究で著名な研究室です。
短い期間でしたが思い出深く、海外の研究機関の雰囲気を知れた非常に恵まれた滞在でした。
小林先生、貴重な機会をありがとうございました!
絶賛時差ボケ中ですが、少し振り返れたらなと思います。
・まずは飲食について、独自目線で書いていきます。
ドイツといえばやはりビール!
普通のスーパーでも100種類近く?のラインナップがあり、多くは€1未満/瓶と水よりも安く購入できます(下図参照)。
味もおいしく、1本/日だけ!と自分で決めた制約も、滞在が長くなるにつれて2本、3本と増えていきました。
またErlangenはビール醸造で栄えた過去があり、一度は廃業したもののいくつかのブルワリーが現存しています。
なかでも、SteinbachのWeizen(白ビール)は格別でした!!
次にごはんです。
まず、牛乳やチーズなどの乳製品、ソーセージは種類も多いうえに、どれもかなりおいしかったです。
ただ、基本的に揚げ物が多く、渡航後数週間は消化不良気味でした…
ドイツ料理の中でもSchnitzelやSchäufeleは、おいしかったです。(日本食には及びませんが…)
・せっかくのヨーロッパ滞在!旅行しないともったいない!
ということで、平日は実験、休日は旅行という生活を送っていました。
Erlangen近郊を中心に、多くの都市を巡りました!
[Rothenburg ob der Tauber, Bamberg, Heidelberg, Würzburg, Nürnberg, München, Dresden, Leipzig, Berlin (ドイツ)、
Praha (チェコ)、Strasbourg, Colmar (フランス)、Wien, Saltzburg, Hallstatt (オーストリア)...]
かなりタイトなスケジュールでの旅行でしたが、その分充実していました
どの都市にも思い出ができましたが、なかでも印象深い写真をいくつか紹介します!
・最後に、滞在先についてご紹介できればと思います!
Erlangenはいわゆる大学都市で、大学施設が町中に点在しています。
なので、至るところでeduroam(大学が提供するWiFi)が接続可能でした!
また、Fraunhofer Institute、Max Plankの研究施設や世界的な有名企業であるSIEMENSの建物も数多くありました。
それゆえか、治安がよく、自然が多く、なのに買い物には不自由しない、大変住みやすい街でした!
研究室で驚いたことは、博士課程学生の多さです。
在籍学生15名程度に対して、10名程度が博士課程学生でした。
そのせいか、みんなが高いレベルで自立して研究しており、学ぶことが多かったです!
特に、わからないことや納得できないことを徹底的に議論する雰囲気は、見習う必要があるなと実感しました。
また、みんな優しく、英語が拙い自分にも積極的に話を振ってくれて、居心地は最高によかったです!
到着直後や帰国直前には飲み会を開催してくれました!
しんどさもありましたが、再び渡航の機会があればなと思うほど、非常に充実した滞在でした!!
今後はひとまず、英語を頑張ります...
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