imecインターンシップ ベルギー旅その1

ご無沙汰しております、渡部研OBの岡です。

今年3月に博士課程を卒業しまして、現在は産業技術総合研究所におります。これもひとえに渡部先生、志村先生、細井先生のご指導のおかげと感謝の気持ちでいっぱいです…

今年3月、博士課程を卒業しました
さて、卒業してから早5か月、今日は新天地の生活についてのご報告・・・ではなく!

その前に!
私の博士学生時代の海外インターンシップ経験について書きたいと思います。

エレクトロニクスの国際研究機関であるimec(@ベルギー)で研究されている渡部研OBの大先輩・有村さんにご協力いただき、今年1月からimecにて一ヵ月インターンをさせて頂きました。

卒業前に海外の研究機関の雰囲気を肌で感じることができたのは非常に良かったです!渡部先生、有村さん、貴重な機会をどうもありがとうございました。

実は帰国後すぐに「ベルギーでのインターン生活、ブログにアップしてね~」と先生方に言われていたのですが、いつの間にか半年くらい経ってしまいました…
卒業後も先生方とメールでやりとりをすることが多々あったのですが、細井先生からのメールの文末には

「そういえばimecブログがまだアップされてないよ!」
「ブログ首を長くして待ってますよ!」
「ブログまだかな・・・」
「ブログまだかなまだかなまだかな」

等の一言がいつも添えられており、早く投稿しないとまずいなとは思っていました。細井先生、ずいぶんお待たせしてすみませんm(_ _)m

さて本題のimecでのインターンについてですが、ヨーロッパに行ったこともなかった私にとってはベルギーでの研究生活は毎日が新鮮で、かつ緊張感もあってとてもいい経験になりました!

さっき書きましたがimecはベルギーのルーヴェンを本拠とする研究機関で世界的にも有名な半導体研究の一大拠点です。有村さんはそんなimecでSenior Researcherとして現在ご活躍されており、今回はお忙しい中インターンとして受け入れて頂きました!

ベルギー到着の日は有村さんにブリュッセル空港まで車で迎えに来て頂き、ルーヴェンに向かい早速夕食をご馳走して頂きました!
まず最初に驚いたのは、ルーヴェンの街並みの美しさでしたね~映画の舞台というか絵本の世界というか、とにかく景色が綺麗です!

夜のルーヴェン市街中心部

散歩中に撮った風景
市街を流れる川

到着日はルーヴェン市街中心部のレストランでバケツ一杯のムール貝とビールを堪能しました。美味!

有村さんにご馳走していただきました!

私の宿泊先はimecの研究者やルーヴェン大学の学生が滞在する寮で、文化財のような歴史を感じる立派な建物でした!部屋はコンドミニアムのような感じで自炊もできるようになっています。あまり自炊してこなかった私ですが今回の滞在で腕前がちょっと上がりましたね

寮に続く歩道
寮の建物

寮の周りは林のようになっているのですが、到着時は夜遅かったので周辺が暗いこともあり建物の入り口を探すのに一苦労しました。有村さんと建物周辺を歩き回り、たまたま外に出ていた学生に聞いて入口を教えてもらいました。
実はこの時ルームキーのネームタグを草むらに落としてしまって、翌朝建物の周りをさんざん歩き回って探すはめになりました。が、おかげで建物の周りの地理を早速把握することができました(結局見つからず…。初日から物を無くすと少しへこみます)。

さて、imecでのインターンでは有村さんの所属する研究グループに迎え入れて頂き、有村さんご指導のもと先端CMOSデバイス開発の一端に関わらせて頂きました! 

imecの建物 大きすぎて全体が入りませんでした
ちなみに同じ研究部門の方と話すときは当然のことながら英語です。話についていくためには常にアンテナをはって集中しなければいけない状況でした。それでも分からないことが多々あります。

ランチタイムなどで雑談になると一層ついていくのが困難でしたね。冗談のオチが分からず( ゚д゚)ポカーンということも日常茶飯事、というか毎日でした。
ただ英語での生活が毎日続くと慣れるもので、帰るときには英語力がぐっとアップしている気がしました。

書き出すと色々書きたいことが出てくるんですが、今日は一旦この辺で終わろうと思います。imecでの話の続きはそのうち「ベルギー旅その2」で書きます。

そうそう、9月は応用物理学会@名古屋、SSDM@東京と学会続きですね!もちろん私も参加します。M1の和〇君も発表するみたいなので、会場で会うのが楽しみです!今回が学会デビューかと思いますが、発表で気になる点があったら質疑応答で容赦なく色々聞いちゃうかもしれません。その時はよろしく! 


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